「副業にはブログもおすすめ」と聞いたことがあるものの、「ブログでどうやって収益がでるの?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
私もそうでした。ブログで日記を書いたって、誰もお金出してくれないはずですものね。
そののち、どうやって収益化するのか調べてみてその仕組みに納得、ブログを作るメリットも知ってこのブログを始めて、今は収益をあげられるようになりました。
そこでこの記事では、「ブログで収益が発生する仕組み」について、わかりやすく解説しています。
さらに、なぜ副業にブログはおすすめなのかの理由を、特に40代以降の社会人の方にとってのブログのメリットも含めて、ご紹介しています。
筆者自身、アラフィフでこのブログを運営していますが、ブログ副業は本当におすすめできるものだと実感しています。
副業として、また新しい趣味として、この記事でブログの良さ、楽しさを知っていただけると嬉しいです。
自作ブログの作り方が知りたい方は、別記事に詳しい手順をまとめているので、こちらをご参照ください。
ブログで収益が発生する仕組み
基本的な収入源は広告費
ブログで副収入を得るために、どのようにお金が発生するのでしょうか。
主な収入源になるのが、広告費です。
①まず、広告を出す企業と提携します。企業はASP(エースピー)という代理店と提携していて、ブログを書く人はAPSを通じて提携します。
②提携後、ブログを書いて、その記事に提携した広告を貼ります。
③その記事を読んだ読者が広告から商品を購入すると、⑥その料金の一部が報酬としてブログ運営者に入る、これが収益の仕組みです。
多くの読者が読みに来てくれたり、広告として貼っている商品のメリットを上手く伝える文章が書けたりすると、広告からの収入を増やせるのです。
詳しく解説しましょう。
ブログに掲載する広告の種類
ブログに掲載する広告は、次の2つが一般的です。
- クリックすると収入になる広告
- 広告販売すると収入になる広告
クリックすると収入になる広告
記事のページにある広告を読者がクリック(スマホからならばタップ)すると、それに対して収入が発生する仕組みです。
読者にとっては、「読んでいた記事の中にたまたま気になる広告があったので、その内容を見るためにクリックした」という場合です。
文章で広告をアピールしなくても良いため、商品と関係のない内容を扱ったブログでも収入を得やすくなります。
一方で、ワンクリックで得られる広告費は少額であるため、ある程度の収入を得るためには、多くの読者に来てもらう「集客」の工夫が必要です。
販売すると収入になる広告
読者が記事に貼ってある広告から商品を買ってくれることで、その売上の一部が広告費として入る仕組みもあります。
読者から見ると、購入を検討している商品があって、それを詳しく解説している記事を読んでいる中で、「これは買いたいな」と感じたところに商品広告があるので、そこから購入するという流れです。
この広告を貼る場合は、その商品やサービスを紹介する記事を書くことになります。
「販売すると収入になる広告」は、大きく分けて2種類あります。
ひとつは「アソシエイト」というもの。
このようなAmazonさんや楽天さんの広告が貼られている記事を、ご覧になった方も多いと思います。
もうひとつが、「アフィリエイト」というもの。
これはASP(エーエスピー)というネット広告代理店を通じて特定の広告を表示する「提携」をすることで、その広告を表示します。
詳しくは後述しますが、「提携」などの手続きは「ブラウザ上で選んでクリック」するだけなので、とても簡単なのでご安心ください。
商品によるのですが、アフィリエイトはひとつ売り上げるだけで、1万円以上の報酬をいただけるような広告もたくさんあります。
大きく利益を増やしたいならば、アフィリエイト用記事を作ることがおすすめです。
副業のブログでどれぐらい稼げるのか
ところで、ブログってどれぐらい稼げるのでしょうか?
実はブログは、最初のうちはなかなか収益に結びつきません。時間がかかります(詳しくは後述します)。
ですが、記事が増えたり読者が増えたりとブログが育ってくると、それに伴って収入も増えます。
こちらはアフィリエイトマーケティング協会のデータです。これによると、ブログを始めて1年未満の方の月収は多くは五千円未満。
ただ1年以上も続けると、ある程度の金額の人も増えることがわかります。
一方で、月に50万とか100万円以上稼ぐかたもいらっしゃいますね。
うまく当たれば、収入は青天井になる。それがブログ副業の魅力でもあります。
いっしょに天井の向こうを目指して、頑張っていきましょう!
読者が増えたら、収入源を増やせる
ブログに読者が増えてきたら、広告以外の収入も見えてきます。
自分の商品・サービスを売る
ブログで紹介しているジャンルについて、自分で商品を作ったり、サービスを提供したりということもできますよ。
例えばこのブログでは、Webライティングについて紹介しています。
「ライティングの方法についてもっと教えてほしい」という声が増えたら、直接記事を添削させていただくようなサービスの提供もできますよね。
添削1本〇〇円のようにお金を払っていただきながら、自分の得意なことでお客さまの力になれる。
このような収入もあります。
ライターなどのスカウト
記事が上手いと、Webライターとして声をかけられることがあるかもしれません。
特定のジャンル、例えば仕事で携わっている不動産などのブログを作っていた場合、その知識と経験、文章力を評価したサイトから記事作成の依頼が来ることもあるのです。
依頼を受けて記事を納品する仕事をする人を、Webライターと言います。
Webライターの場合、納品するとすぐにお金がもらえるのが大きなメリットです。
Webライターもまた、40代以上の副業としておすすめなんですよ。
Webライターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
ブログで収益を上げる具体的な手順
手順1:まずはブログを作る
まずは、広告を貼るためのブログを作りましょう。
ブログには無料ブログと自作ブログがあります。
無料ブログとは、はてなブログのような、すでにブログの枠はできていて、そこに記事だけ書けるもの。
早く簡単に始められますが、ブログサービスの枠の中での活動になることや、ブログサービスの広告が勝手に付いてしまうというデメリットがあります(課金すると広告は外せる場合もあります)。
自作ブログは、自分でサーバーを借りてWordPress(ワードプレス)というソフトを使って、自分だけのブログを作ります。
環境構築までの手間がかかること、毎月のサーバー代(1,000円前後)などがかかってしまうデメリットはあります。
ただし無料ブログだと勝手についてしまう広告もないので、全てのデザインを自分で決められるメリットがあります。
環境ができてからブログを追加する手間は、WordPressのほうが簡単に感じるはずです。
将来的にしっかり稼ぎたい場合はWordPress一択ですが、まずはスモールスタートから始めてブログ作成に慣れるという意味では、無料ブログもメリットがありますよ。
どちらかを選んで、ブログを始めましょう。
手順2:各種広告を出せるように申請する
ブログに広告を貼るためには、それぞれの広告サービスへの登録が必要です。
アフィリエイト広告を貼るためにASPに申し込む
アフィリエイト広告を貼るためには、ASP(エーエスピー)という代理店に登録します。
そのASPにある広告に申し込んで、広告主が提携を結んでくれたら広告を貼ることができます。
ASPはたくさんの会社がありますが、業界最大手の広告数があるうえに審査なしに提携できるのが「A8.net」さんです。
初心者からプロブロガーの方も多く利用しているA8.netさん、ASPとしては最初に申し込みましょう。
物販アソシエイト(買い物サイトのアフィリエイト)に申し込む
アソシエイトで有名なのが、Amazonさんの「Amazonアソシエイト」や楽天さんの「Rakutenアフィリエイト」です。
※ASPのアフィリエイトと分けるため、ここではこれらを「アソシエイト」という言葉を使わせてください。
Amazonで買いたい方、楽天市場で買いたい方それぞれいらっしゃるので、この二つの広告を貼りましょう。
アソシエイトの申し込み方
これらのアソシエイトは、登録申請をして申請が通ると貼れるようになります。
その方法はAmazonと楽天それぞれ個別に申請することも可能ですが、おすすめなのは「もしもアフィリエイト」さんというASPに登録して、ここ経由で申請すること。
もしもアフィリエイトさんに登録した時点で楽天の広告は貼れるようになりますし、Amazonの厳しい申請も通りやすくなると言われています。
アソシエイトのメリット
- 多種多様な商品の広告があること
- ASPのアフィリエイトと比べて、遥かに売りやすい
Amazonや楽天には大量の商品があるので、とりあえず「貼れる広告がない」ということはほとんどありません。
また、読者の方の多くはすでにAmazonや楽天のアカウントを持っていて、買い物をすることにも慣れています。
購入するまでのハードルが低いので、ASPの案件に比べて遥かに売りやすいのがメリットです。
アソシエイトのデメリット
- 単価が低い
- たくさんの読者を集める必要がある
- Amazonには審査があり、ちょっと厳しい
アソシエイトは比較的簡単に買ってもらいやすい一方で、報酬単価が安いというデメリットがあります。
例えば本を一冊売っても、報酬は数十円程度である場合も。
一件あたりの上限が1,000円と制限されているため、月に数万円をアソシエイトだけで売ろうとすると、たくさんの読者を集めて量を売る必要があるのです。
また、Amazonアソシエイトを使う場合は審査が必要で、ある程度の実績(生きたブログがあること、数記事以上の記事数があること)がないと審査に通りません。
すぐに始められないというデメリットもあります。
その場合は、審査の無い楽天市場のアソシエイトを使って記事を作って、ある程度記事が増えてきたらAmazonにも申請しましょう。
Googleアドセンスに申し込む
クリック型広告の代表が、Googleアドセンスです。
Googleアドセンスに登録することで、ページにAIが選択した広告が自動的に貼られます。
それを読者がクリックしてくれることで、広告を貼っている私たちにお金が入るという仕組みです。
Googleアドセンスのメリット
- 広告を自分で決めなくて良い
- 売れなくても(クリックしてもらうだけで)良い
- アフィリエイトなどで売る物が無いジャンルでもブログを作れる
Googleアドセンスは、広告の場所も商品もアドセンスが決めて貼り付けてくれます。
また、広告のための文章も書かなくて良いので、自由なジャンルでブログを作ることができます。
Googleアドセンスを登録すれば、基本的にはあとは自由にブログを書くだけで良いのです。
Googleアドセンスのデメリット
- アドセンス審査に通るのが難しい
- 収益が少ない
- 読者にとって邪魔になりやすい
Googleアドセンス広告を貼るためには、審査を通す必要があるのですが、これが結構難しい。
ある程度しっかりと運営しているブログでないと、合格できません。
便利な制度ですが、初心者でブログを始めたばかりの方がすぐに利用できる制度では無いのがデメリットです。
審査に落ちた場合にもその理由は伝えられません。なかなか合格できずに苦労する方も多くいらっしゃいます。
また、クリックだけで収入になるため収益性は高くはありません。
仮に広告1クリックあたり20円収益になるとして、月に1万円稼ぎたいとなると、500回のクリックが必要です。
ブログに来てくれた人の2%がクリックしてくれるとしても、1ヶ月で2万5千回のアクセスがないと届かないという計算になります。
また、みなさんもネット記事を読んでいて広告が邪魔だと感じることはありませんか?
広告は自動で挟み込まれてしまうので、あまり入れすぎるとかえって読者が離れてしまうことも。
広告の量は調整できるので、できるだけ邪魔に感じられない量にして、多くの読者に来てもらうようにしましょう。
手順3:記事を書いて、広告を貼る
広告を出せるようになったら、ブログの記事に広告を貼り付けてアップしましょう。
アフィリエイトやアソシエイトの場合は、読者に購入を促す必要があります。
そのため、その商品をおすすめできるように自ら使ってみるとか、リサーチして読者にその商品について説明してあげましょう。
この記事を読者が読んでくれて、ブログ上の広告から商品を買ってくれたら収益発生です!
ブログで大きく稼ぐためのポイント
ブログでは広告費として収益を得られるのだ、という仕組みはご理解いただけましたでしょうか。
ではその仕組みの中で、しっかりと「大きく稼ぐ」ためには何が必要なのか。
そのポイントを解説します。
読者の疑問や悩みを解決する
もっとも大切にしたいこと。
それが、読者目線で記事を書くということです。
趣味を兼ねたブログであれば、日記でも趣味でも好きなことを書けば良いのですが、お金を動かしてもらうためには、読者に「価値提供」する必要があります。
ブログでどのような価値提供ができるのかというと、「読者の疑問や悩みを解決する」ことです。
例えば商品レビューを書くことは、「この商品って興味あるけど、実際に使ってみたらどんな感じなんだろう?買う前に本当に良いものか、知りたい」という疑問に実際のユーザーとしての使用感などを伝えられるということ。
つまり疑問に答えている価値提供をしている、ということですね。
このブログでも「なかなか副業を始められない」という方に向けて、副業のことや始め方をお伝えしたい、という思いで書いています。
その疑問や悩みを解決するためにおすすめできる商品やサービスを読者に伝えることで、その商品を買っていただけるのです。
ブログで稼ぐためには、読者への価値提供=「疑問や悩みを解決する」ための記事を作りましょう。
SEOライティング
SEOライティングとは、検索順位をあげて多くの読者にブログに来てもらうための記事作成方法です。
つまりは、「Web版集客方法」のひとつ。
お客さんがたくさん来てくれるお店の方が、売上は伸びますよね。
ブログ店舗を人通りが多い表通りに構えさせることが、SEOライティングなのです。
それと同じで、ブログでたくさんの広告をクリックしてもらったり商品を買ってもらったりするためには、多くの読者に記事を見てもらうことが大事です。
このように、収益を増やすためにSEOライティングはとても重要です。
初心者の方向けにSEOライティングについて詳しく解説しているので、併せてご一読ください。
ASPアフィリエイトを使う
収益を増やしたい場合、ASPアフィリエイト広告での収入を目指しましょう。
アソシエイトやGoogleアドセンスと比較して、一つの商品やサービスを売ったときにいただける報酬が高いものが多いためです。
ひとつ売れると、1万円を超える報酬を得られる商品もあるのです。
記事を一つ書いて商品を売るという手間は同じであれば、売れた時の報酬単価が高いものの方が収益は増えますよね。
ただ、ASP案件を売るのは、アソシエイトなどと比べて難しいことも確かです。
最初のうちはアソシエイトで練習しながら、ASPの広告を紹介する記事にも取り組んでいくのがおすすめです。
40代以降の社会人が副業でブログをやるメリット
副業としてのブログには、良い面もイマイチな面もありますが、私は40代以降の社会人のかたの副業として、ブログはとてもおすすめできると考えています。
私も実際にやっています!
実体験をしている身として、おすすめできるのです!
なぜそのように考えているのか、実際にブログで収益をあげている筆者が考える、私たち世代にとってのメリットを紹介します。
プレッシャーが無いこと
普段は社会人として、とても大変な思いをされていると思います。
私たちの世代では上と下に挟まれて辛い思いをされていたり、顧客との関係に疲れを感じていたりする方も多いのでは無いでしょうか。
その上、副業でもクライアントとのやりとりや納期に追われるという、精神的な負担を増やすのは辛いですよね。
その点ブログには、顧客もクライアントもいません。そのようなプレッシャーはなく、自分のやりたいようにすれば良いのです。
もちろん、稼ぐためにはある程度の記事数を書く必要はあります。
でもそれは締切に追われるものではありません。
本業以外にプレッシャー=精神的な負担を増やさないこと。
それが、本業に忙しく負担も感じている私たち世代にとっての最大のメリットとして、お伝えしたいことです。
さまざまなスキルを学べること
ブログで収益をあげるためには、ただ記事を書けばよいというものではありません。
実はその裏には、さまざまな知識やスキルが必要です。
Webライティングの技術はもちろん、SEO(検索順位を上げる)の知識や、マーケティング(どの立場の人に、どのような訴求をすれば売れるのか)も必要になります。
また会社員であれば、あまり「自分がお金を稼ぐ」という意識は無いかもしれませんが、副業とはまさにそれをすること。
仕事やお金に関する考え方もかなり変わります。
長く社会人として頑張ってこられて、自分のスキルを上げる機会が無いと不安を感じやすい中高年にとっては、とても刺激になる学びです。
さらに、会社に依存せずに稼げる技術を身につけられることは、将来への不安を減らしてくれるのでは無いでしょうか。
ブログ運営で学べる多くの知識やスキル。これもまた、私たち世代がブログを始めるメリットです。
人生経験が長いことで、ブログの題材が多い
何のテーマのブログを作るのか。多くの方がそれに困っています。
ですが40代以上の方は、一つ以上の仕事経験があったり、趣味もいくつかあったり、大きな買い物をしたりとネタになる経験をたくさんしている方も多いのではないでしょうか。
なので、ブログのテーマにできることも記事のネタにできることも、若い世代よりも多いといえます。
ブログを書く経験が豊富であること。これもまた40代以降の世代のメリットです。
一般的なブログのメリット
40代以降におすすめできるブログのメリットはありますが、それ以外にもブログを副業とする一般的な利点もあります。
ローリスクで始められる
ブログは、コストをほとんどかけずに始められます。
無料ブログであれば本当にゼロ円で今日から始められますし、サーバーを借りての自作ブログを構築する場合でも、月々千円程度のサーバー代で運用可能。
仮に「ブログはあんまり合わないな〜」なんて感じたら撤退したとしても、投資額はほとんどないので、リスクがないのです。
初期投資も在庫も抱えずに始められるので、ローリスクで始められるというのがブログ副業の大きなメリットです。
自動的な収益が可能であること
ブログが育って軌道に乗れば、手間をかけることなく自動的に収益をあげ続けてくれる、というのもブログのメリットです。
「ブログが育つ」というのは、ある程度の記事数がアップされて読者が来てくれるようになって、収益が出ている状態のこと。
そこまでくると、自分は寝ている夜中にでもユーザーが来てくれて、自動的に収益をあげてくれるようになるのです。
働く=時間を売ることでお金を得る仕事を、フロー型。
仕組みを作って、自動的に収益が発生することを、ストック型と言います。
ブログはストック型なので、時間のない社会人でもお金を稼ぎ続けられるのです。
趣味としてできる
ブログは、自分が好きなことを記事にして、育てていきます。
お金稼ぎをする以上に、ブログを育てる楽しみを感じる人も多いのではないか、と感じています。
自分の言葉を書くこと、そしてそれが世の中に残ること。
ブログに少しずつ読者が来てくれて、ブログが育ってくること。
ブログに何人の読者が来てくれたのか、滞在時間はどれぐらいだったのか、どの記事が読まれているのか、などなどのデータが取れます。
もちろん初めて収益が発生して、それが少しずつ増えてくるのも本当に嬉しいもの!
まるで、自分だけのRPGゲームをやっているような楽しさも感じられるんですよ。
同じ趣味の読者との交流を望むならば、ブログにコメント欄をつけたり、ブログを書いたらSNSで発信したりすることで、思わぬ交流を楽しめることも。
ブログは長く続けることが大切なので、趣味として楽しめる人にとってはベストな副業といえます。
いつでもどこでも記事を書ける
ブログはお客様商売ではありません。
なので、時間も場所も問わず、インターネットに接続されているパソコンがあれば記事を書けます。
社会人の方、ご家族がいる方にとっては自由になる時間って限られることも多いかと思いますが、どの隙間時間を使ってでも継続できること。
これもブログのメリットです。
広告以外の収益にもつながることも
ブログが育ってくると、広告費以外の収益の可能性も出てきます。
例えば、ブログから自分の商品やサービスを販売すれば、直接お客様から収入を得られます。
また、「〇〇についての記事を書いてください」なんて声をかけられれば、Webライターとしてクライアントから収入を得ることも可能です。
多くの読者が訪れるブログになるとメディアという認識が高まるので、「純広告」の依頼を受けるかもしれません。
これはASPなどを通さずに直接掲載する広告のことで、掲載するだけでお金がもらえたり、より高い報酬を得らたりするかもしれません。
ブログをじっくり育てることで、さまざまな収益の可能性が広がること。
それもブログのメリットです。
副業としてのブログのデメリット
副業としてブログをする場合、デメリットもあります。
収益化まで時間がかかる
副業ブログの最大の問題点、それは収益化まで時間がかかるということです。
ブログを書いただけでは、読者は来てくれません。まずは「集客する」という段階を経なければいけないのです。
例えばゲームのブログを作ったとして、読者が来てくれるきっかけはGoogleの検索やSNSでの発信です。
最初のうちは、なかなか人に認知されずに、読者もほとんど来てくれません。
少しずつGoogleにも認知されて検索上位に表示されるようになり、SNSもつながりが増えてあなたのブログに訪れるようになり、集客ができてきた時に広告費も少しずつ発生するのです。
それでも、確実な収益につながるわけではありません。
長期間続けても、収入にならないという可能性も・・。
上にも挙げているこちらのグラフの通りです。
稼げるようになれば、その後はあまり手をかけずに稼ぎ続けてくれる。
でも稼げるまでが大変、それがブログのデメリットです。
そのため、最初は収益にならなくとも、まずは楽しみながら趣味として続けられるジャンルのブログを作るのがおすすめです。
Webライティングのスキルが必要
ブログ記事を書くためには、当たり前ですが記事を書くスキルが必要です。
ブログで必要とされる書き方は、「Webライティング」と言います。
このスキルを身に付けなければいけないということも、見方によってはデメリットでしょう。
ですがWebライティングは、ちょっとした決まり事を知ってさえいれば簡単です。
さらにこの技術は、文章で適切に伝えるというブログ以外の本業やSNSにもそのまま応用できるスキルです。
40代以降の初心者の方を対象に、Webライティングの書き方をわかりやすくまとめましたので、ぜひこちらもご参照ください。
自分以外の要因で収入が無くなる可能性もある
ブログは構築するのに手間がかかる上に、急に収入が無くなってしまう可能性があります。
これは、ブログへの集客やブログサービスを、Googleやブログ運営会社に依存しているからです。
例えば、ブログへの集客を増やすためには、Google検索で上位に表示されることが重要です。
Googleが検索順位を決める方法をSEOと言うのですが、その方法が変わった場合、これまで検索で上位に表示されていたのに一気に順位が下がって、読者の目に自分のサイトが見えない状態になる、などというリスクがあります。
また、無料ブログを使っていることで、その運営会社がブログサービスを終了してしまうこともあります。
実際、2019年「Yahoo!ブログ」は終了してしまいました。
もちろん、集客の仕組みを複数持つことや、無料ブログではなく自作ブログを作ることで、リスクは減らせます。
そのようなことも起こり得るというデメリットがあることを意識して、ブログを構築すると共にリスクを減らす取り組みも必要です。
まとめ:ブログの収益は広告費
この記事では、ブログで収益をあげる仕組みについて紹介しました。
ブログは広告を貼って、それがクリックされること、あるいはその商品を売ることで報酬を受けられます。
筆者は実体験を踏まえて、40代以降の私たちが副業としてブログをやることはおすすめです。
- 締め切りやクライアントワークなどのプレッシャーがないこと
- 会社に依存せずに稼ぐスキルが得られること
- 人生経験の長さを活かせること
ただ一方で、ブログは最初のうちはなかなか稼げません。初収益に半年や一年ほどかかることもあるかも。
売上をあげるためには集客(多くの読者に記事を読みに来てもらうこと)が必要ですが、ブログは最初のうちはそれが難しいからです。
ただ、長く続けてブログが育つほどに、集客も売り上げも発生するようになります。
趣味として、楽しみながらじっくりと続けられると良いですね。
自分の興味のあることをブログにして書くこと、楽しめるかたも多いと思います。
私のブログも参考に、ぜひいっしょにブログを楽しめると嬉しいです。
一緒に頑張っていきましょう!