新しい趣味として音楽を選ぶ大人におすすめの楽器!ベースを始めよう!

  • 楽器を始めてみたいけど、何から手をつけたら良いんだろう
  • この歳から始めても上達はしないかも
  • 仕事や家のことで手一杯、なかなか練習する時間なんて取れなそう・・
  • 音を鳴らしてよい環境がない

この記事では、大人・中高年になってから「楽器を始めてみようかな・・」と思いながらもこのような不安もある方に向けて、最初に楽しむのに自信をもっておすすめしたい楽器、ベースのご紹介です!

ベース 初心者向け
  • 比較的簡単で、弾けるようになるまでのハードルが低い
  • つまり、早くから演奏を楽しむことが可能
  • それでいて、もちろん奥が深い!長く楽しめる
  • 弾いていて気持ちがいい!!
  • さらに時間や場所が限られた大人の方にも演奏しやすい!!

こんな魅力あるベースについて解説しますので、ぜひ参考になさってください!

そのまえにちょっとだけ、筆者の楽器との関わりについて簡単にご紹介させてください。
私はアラフィフの普通の男で、楽器も特に上手いわけではありませんが、趣味で長くバンドを組んで遊んでいます。
バンドでやってきたパートは、ギター&ボーカル、ギター、ベースです。

ベースは楽器未経験の方でもとっても始めやすくて、演奏する楽しさを早く味わえる楽器なんです。

さらに、演奏していて特有の「気持ち良さ」もある楽器です。もちろん、本気で取り組めばものすごく奥深く、ハマったらもしかしたら一生の趣味になるかもしれません。まずはベースで一曲弾いてみませんか?

筆者

ではどのような点でベースがおすすめなのか、ベースが弾けるようになるとどんな楽しさがあるのか、ご紹介しますね!

目次

そもそもベースとは?

そもそも、ベースがどのような楽器かはご存知でしょうか?

もしかして、「バンドで一番地味な人がやっているポジション」だなんて思っていませんか(笑)。

確かに派手さは少ないですが、ベースは弾いていて楽しいだけではなくて、音楽の中でも重要な役割を担っている楽器なのです。

ベースは曲の土台となるもの

ベースという楽器は、文字通り土台になる楽器。

ベースが抜けてしまうと、曲は途端にスカスカに聞こえるはずです。

例えば、人の形の骨組みに粘土を付けて、人形を作ることを考えてみましょう。

骨組みがドラム(リズム)で、粘土がベース、粘土に描く顔や服の絵がギターやボーカルといったイメージでしょうか。粘土が無くなったら、とてもスカスカな人形になることがわかりますよね。

音楽でも同じです。太くて低い音が常に流れていることで、その曲が安定してボリュームのある音に聞こえるのです。

ベースの他にこの役割を担える楽器はあまりないので、替えの効かない重要な楽器なんですよ。

リズム&音程を奏でる気持ちよさ

ベースはリズムと音程の両方を担当する楽器です。

リズムといえばドラムがメインで担当しますが、ドラムのリズムに合わせて「ドンドンドンドン」とリズムを刻むことで、音楽の推進力が産まれます。

ベースはドラムと共に「リズム隊」なんて言われているのですが、それだけリスナーにノリを届けられる楽器です。

いっぽうで、ベースは「ドレミ」などの音程を弾くこともできます。つまりはフレーズを弾けるんですね。ベースソロが有名な曲も、かっこいいフレーズも沢山ありますよ。

このようにベースは、リズムとメロディの両方を楽しめる、一粒で二度おいしい楽器なのです。

ベースは弾いていて気持ちがいい!

私は趣味のバンドでは、ギターとボーカルをメインに担当していて(あ、ルックスは全然カッコよくないですよ)、たまにベースを弾いていました。

個人的に、ギターやボーカルは「曲に乗せて歌う」「曲に合わせて弾く」ような感覚です。

カラオケで歌う時って、曲が既にあって、そこに自分の声を乗せますよね。それはそれでとても気持ちが良いのですが、ベースはまた異なります。

ベースの場合、これもあくまで個人的な意見なのですが、「曲そのものに同化する」ような感覚になれるのです。

好きな曲を演奏する場合、ベースを弾くとその曲そのものになれるというか、その曲の中に入って演奏しているような、好きな曲の一部になれているかのような、そんな気持ち良さがあるのです!

ベースが初心者におすすめである理由3選

ベースは重要な楽器で、弾いていてとても気持ちがいい!とお伝えしました。

でも、それだけがおすすめしたい理由ではありません。ベースだからこそ、初心者の方に向いていると考える理由があるのです。

理由1:まだ技術がなくても演奏を楽しめる

初心者の方にベースをオススメする最大の理由は、まだ技術が無くても演奏を楽しめるから、です。

要は、ベースって「簡単に弾ける」のです。

筆者

誤解しないでください!!
もちろん本格的にやろうとすると難しいし、とても奥深いんですよ!

それでも、他の楽器に比べると演奏を楽しめるまでハードルが、とても低いのです。

具体的には、弦の一箇所を抑えながら弾けば簡単に音が鳴りますし、5つぐらいの音を鳴らせれば、もう簡単なものは曲に合わせて弾けてしまうほどなのです。

音楽にはコード進行というものがありますが、ベースの場合はこのキーとなる音=曲の中心になる音をしっかりと低音で響かせることが役割。

音をひとつひとつ丁寧に弾ければよいのです。

他の楽器ではそうはいきません。

例えばギターの場合は、ソロは難しいのはもちろん、コードを抑えるのも最初は難しいので、演奏を楽しむまでのハードルが結構高いです。

ドラムは両手両足を使うので習得に時間がかかりますし、ピアノやキーボードは楽譜が読めないと弾けないうえに基礎が大事。管楽器などのクラシック系楽器は、音を出すのさらに楽譜が読めなくてもタブ譜という、「どの減も 苦労します。

さらに、五線譜が読めなくてもOK。多くの楽譜に”タブ譜”という、「どの弦の何番目を押さえる」という特殊な楽譜があるので、いわゆるオタマジャクシを読めなくても弾く場所がわかるのです。

これらの簡単さは、好きな曲を弾けるようになるまでのハードルを思い切り下げてくれます。大人になって忙しい毎日の中、趣味を楽しむための重要なポイントです。

バンドメンバーが足りなくなった時、バンド未経験の友達に手伝ってもらうことになったりすることが多いのですが、そんな時はベースをやってもらっていました。
それぐらい、初心者からでも始めやすいんです。

理由2:練習がしやすい

ベースは、自宅での練習がしやすい楽器です。

大人になると、仕事や家事・育児などで忙しく、なかなかまとまった時間を使って練習することが難しいですよね。

ベースは家に置いてもそれほど場所を取らず、壁にかけておくことも可能。自宅の隙間時間に手に取ってサッと演奏がしやすいのです。ドラムなど、楽器自体が場所を取るものとは違いますね。

また、ベースは大きな音を出さないで練習できるのもポイントです。

アンプに繋がなければ小さな音しか出ないので、自宅でも気兼ねなく、やりたい時に練習できます。

アンプを通しても、ヘッドフォンなどで音が外に漏れないようにする方法もありますよ。ドラムやサックスなどは大きな音を出さないと練習にならないため、自宅での練習は難しいんです。

  • 場所を取らない
  • 隙間時間で演奏できる
  • 音が小さく演奏できる

ベースは自宅で演奏しやすいという点で、初心者にオススメなのです。

理由3:情報が多い

ベースは、とてもメジャーな楽器です。なので、ベースを練習したいという時に、参考になる情報が多いのもよいところです。

例えば「この曲を弾けるようになりたい」という目標があった場合、YouTubeを見ると、実際に「弾いてみた」のような動画があるかもしれません。

動画って、すごく参考になるんですよ!

また、例えばメジャーな曲であればバンドスコア(楽譜)があるので、他の楽器よりもスコアを手に入れやすいという利点もあります。

スクールに通った場合にも、ベース講師は多くいらっしゃると思いますので、自分に合う先生が見つけやすいかもしれません。

メジャーな楽器なので情報が多く、参考になるコンテンツが多いというのもメリットです。

ベースの始め方

それでは、実際にベースを始める方法について、簡単にご説明します。

大人の方がお試しで試してみる場合、先ずは独学で始めるか、習うかで始めることが多いかと思います。

個人的には、短期間でも良いのでスクールなどで習うことをオススメしたいのですが、独学でも始められます。

教則本で始める

楽器を独学するには、教則本を使って勉強するのが一般的です。

YouTubeなどの動画サービスで練習も可能なのですが、全体を体系付けてまとめてくれているのが書籍なので、最初はこの教則本を入手することをオススメします。

YouTubeは、具体的に「これが知りたい」というものが明確になった時(例えば、「弦の交換方法が知りたい」など)に検索して見る、という使い方がおすすめです。

教則本では、二つのことができます。

  1. ベースそのものの基礎知識全般を学ぶ
  2. ベースのテクニックを学び、トレーニングする

「①ベースそのものもの基礎知識全般」とは、例えばベースの各部分の名称や、アンプなどベースを弾くのに必要な機材の紹介、ベースをアンプにつなぐ方法、ピックの持ち方などの情報です。

まずは全体の地図を把握するため、また「あれなんだっけ?」を直ぐに解決するために、一冊用意しておくとよいでしょう。

「②ベースのテクニックを学び、トレーニングする」は、トレーニング方法を学ぶことです。

ドレミを弾いていくとか左手の指の使いかた(「運指」(うんし)といいます)、リズムの取り方など、知識ではなくテクニックを学びながら、それを身に着けるためのトレーニングの知ることができます。

DVDやCDが付いている、あるいは動画サイトで実際に弾いているところを見られるので、基礎を身に着けるには有効です。

このうち、①のベースそのものの基礎知識は初心者にこそ役に立ちますが、②のベースのテクニックやトレーニングは、初心者で未経験のあいだは無理して頑張らなくて大丈夫!

わたしも経験があるのですが、真面目に頑張ろうとするほど基礎練ばかりになってしまって、面白みが無くなってしまうんです。

まず、弾いてみたい曲にチャレンジする。その時に、「どうもこの指を上手く弾けない。だから基礎練って必要なんだ」となった時に役に立つのが教則本だと思います。

教則本は何でも良いのですが、個人的におすすめなのは次の二冊です。

ベースという楽器そのものの全般知識を、簡単にまとめてくれていること。

そして、簡単な基礎から学べることや、練習用の曲が少し簡単にアレンジされているので弾きやすいなど、初心者に向けた工夫がなされていること。

また、いわゆるムック本サイズなので、大きくて見やすいことがポイントでした。老眼が入りつつある私のような世代には、とてもありがたい(笑)。

スクールに通って講師に習う

実体験なのですが、

筆者

初心者、特に大人は、最初は人に習うのがおすすめです。

ゼロからイチの部分から独学すると、何をすればよいのか調べるだけでも大変。

最初は経験豊富な講師に習うことで、スタートの一番知識のないところに時間をかけず、ある程度まで一気にベースが弾けるようになって、早く楽しめるからです。

私もギターなどの経験はありましたが、それも完全な独学の積み重ねで、基本的なところが抜けているような不安がずっとありました。

ベースを始めるにあたって初めてスクールで習ったのですが、目から鱗の指導ばかりで、わからないところは口頭で簡単に聞けるし、簡単に技術と知識が身に付いたのです。

時間があるならば独学も良いですが、時間のない大人の場合は、特に最初の部分だけでもスクールで習うことがおすすめです!

スクールによっては、個人レッスンを受けられるところも多いです。

スクールで講師に習うメリット・デメリット

講師に習うには、スクールに通うのが一般的です。

私自身の体験から、スクールで講師に習うメリット・デメリットをまとめてみました。

スクールで講師に習うメリット

スタート時点のコスパが高い!

初心者から独学となると、まずはたくさんの知識を勉強しながらベースの練習もすることになります。

例えば、初心者の方は次のようなことも知らないですよね。

  • ベースの弦はどのように張るのか?
  • ベースの弦の音合わせの方法(チューニング)
  • アンプにつなぐ方法?
  • ピックの持ち方は?

ベースを弾く楽しみの前に、こういったことを本やネットで調べる手間が必要です。
学生時代なら友人から習うこともありましたが、大人になってからは難しい。

いっぽう講師に直接習えると、これら全部を直接教わることができます。ちょっとした不明点を、聞けばすぐに答えを得られるのは、新しいことを始めるときには大きなメリット。

自分が意識するのは、ベースを弾くという楽しいところだけ。独学では調べなければいけないことを全て教えてもらえるわけですから、演奏を楽しむまでの時間を遥かに節約できるのです。時間の無い大人にとっては、重要ですよね。

貴重な時間をコストと考えると、講師に習うことでスタート時点でのコスパが圧倒的に良くなるのです。

いきなり楽器を買わなくて良い

ベースを弾くためには、まずベースを手に入れないといけません。

でも、初心者のかたはどうやってベースを手に入れるのか、どんなベースがいいのか、わからないですよね?

それにベースってある程度の値段がしてしまうので、せっかく買ったのにあまり楽しさを感じられずやめてしまったらもったいない。

その点、スクールに通うことで、最初の内はスクールが楽器を貸してくれます。なのでまずは手ぶらでOK!

ベースに楽しさを感じて続けようと思ったら、ベースを買うことにしたらいいのです。その際には、講師に聞くとベースの選び方についてもアドバイスをもらえるはずです。

いきなり楽器を買わなくても演奏できるのが、スクールのメリットです。

「正解」を教わることができる

知識と経験のある講師は、楽器の弾き方の「正解」を知っています。なので、独学では気付けないような問題点を、直ぐに指摘してもらうこともできるのです。

私で言うと、右手の人差し指と中指で弦を弾くフィンガーピッキングについて、自分なりにできているつもりだったのですが、講師にすぐに指摘を頂いて、「正解」の弾き方を教わりました。すると、同じ楽器なのに音の鳴りが大きく変わったのです。

細かい技術のみならず、さまざまな面で「正解」を教われることで、どこに出しても恥ずかしくない「正解」のスキルと知識を身に着けられるのも、講師に教わるメリットです。

スクールのデメリット

お金と時間がかかる

スクールに通うデメリットは、やはり時間とお金がかかるという点です。

具体的には、私が通っていたスクールでは、1レッスン(45分)を月に2回(好きな時間を)で、料金が税込み11,000円のコースを選んでいました。実際に通うのは週に2回。その間の課題を頂いて、2週間後にまたレッスンという流れです。

たしかに、忙しい大人の方や、育児が大変な方では難しいかもしれませんね。

ただ、スクールまで行って習う時間は限られていて基本的には自宅で課題の練習をするのがメインになります。特に初心者のうちは習うことのコスパが良いのは前述の通りです。数か月でも通えれば、ベースを楽しむのに必要なことを教われるはずで、その後は教本などを使って独学でも上達できますよ。

筆者のスクール体験記

私がスクールに通ったときの体験談を、紹介します。

筆者

スクールに通うイメージを掴んでいただければ嬉しいです。

スクールの選び方

私がスクールを選んだ方法は、次のポイントでした。

  1. それほど高額ではない
  2. 時間が自由に決められる
  3. 講師も、合わなかったら変えられる
  4. 自宅に近い

これらの条件を満たしてくれたのが、シアーミュージックさんでした。

月に二回のレッスンで、税込み11,000円。時間はスマホから自由に選択できて(前日までキャンセル可)、好きな時間の好きな講師のレッスンを選べます。

私は最初、ギターを習ってみたのですが、そのうちボーカルとベースのレッスン予約をするようになりました。講師も様々な方がいらっしゃいましたが、私はプロとして実績があって、若すぎない大人の男性講師を選ばせていただきました。ボーカルもベースも指導が期待以上だったので、それ以降もそれらの講師のレッスンを予約しました。

最初に無料の体験レッスンを受けた時に、中高年の男性女性、中高生ぐらいの男女も習っていたので、幅広い年代のお客さんがいることに安心しました。私は仕事の都合から1年弱程度で退会したのですが、思い切って通ってみて本当に良かったと感じています。

体験レッスンは無料で受けれますので(そこでしつこく入会を迫られなかったのも高ポイントでした)、気になる方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

実際に1年通った立場から、シアーミュージックさんの感想についてまとめましので、音楽を習ってみたいとお考えの方は併せて参考になさってください。

レッスンを受けて上達するのか?

私はアラフィフという年齢で、独学で半端な知識とへんな癖が身に付いていたような扱いづらい生徒だったのではないかと思うのですが、その年齢からでも驚くほどに上達できました。

具体的には、むかしずっと若くて時間もあって一番楽器を弾いていたころ、独学では難しさに挫折したこちらの曲のベースを完全にコピー(講師に厳しめでOKを頂いたほど)できたのです!

諦めていた大好きな曲をついに弾けるようになってとても嬉しかったと共に、「ちゃんとした人に習うと、上手くなるんだ」と改めて知ることができたのでした。

講師の先生も「褒めベース」で、この歳でこんなに褒められることも嬉しかったポイントです(笑)。

否定的な言葉は一切使われない講師ばかりだったので、気持ちよく通えましたし自宅での練習も前向きに頑張れました。

このように、私はスクールに通うことでベースが上達し、知識もついて音楽の楽しみ方が広がりました。

こういった経験から、特に初心者のうちはスクールを利用することは本当におすすめなんです!

大人で初心者の方におすすめの楽器、まとめ

この記事では、大人の初心者の方に向けてまずおすすめしたい趣味の楽器として、ベースをご紹介しました。

理由は、次の通りです。

  • 演奏を楽しめるまでのハードルが低いこと
  • メジャーな楽器で練習もしやすいこと
  • 曲と一体化できる、気持ちが良い楽器であること

大人の新しい趣味として、私は楽器がとてもよいと思っています。

実際にスクールに通ってみて、私の音楽の楽しみも広がりました。

ベースをとことん極めるのも最高ですが、音楽の楽しみはベースの演奏だけではありません。それ以外の楽器に触れることや、音楽理論を学ぶことで作曲ができるなど、無限の楽しみ方ができます。

そのきっかけに、先ずはベースを試してみるのはいかがでしょうか。

【初心者向け】大人になってからの趣味に楽器がオススメなワケ【始め方も】

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