【アラフィフ世代】日本の現状と定年後の不安について、実際どうなのか調べてみた

・私たちアラフィフ世代が定年を迎える時、世の中はどうなっているのか。
・家族は今の生活水準を維持できているだろうか。
・今の会社に居られなくなっても、収入は得られるんだろうか。

アラフィフ世代の方で、将来に不安を感じていない方っていらっしゃるんでしょうか。

日本が元気だった頃を知っている私たちの世代にとって、右肩下がりの状況はとても不安なものに感じていると思います。

ですが、漠然と不安なニュースばかりを聞いているだけで、実際にどういう状態なのか詳しくは把握できていない方も多いのではないでしょうか。

筆者

筆者も、ちょうど50歳手前のアラフィフ男性なのですが・・、やはりとても心配になったので、実際にはどうなのか各省庁のデータを調べてみました。

調べてみた結論は、やはり色々と厳しいことが改めてわかりました。
しかしながらぜひお伝えしたいこととして、希望もしっかりと見えたのです!

これからの振る舞いで、前向きな人生の後半を生きられるであろうこともわかったのです。

この記事では、アラフィフの、特に会社員の方に向けて、日本の現状がどのようなものか。そして、いまの世の中で楽しく生きていくにはどうすれば良いのか。ご紹介いたします。

目次

アラフィフ世代の私たちを取り巻く厳しい日本の状況

会社員としての上がりが見えてきた、私たちアラフィフ世代。

ですが、残念ながら日本を取り巻く状況は厳しく、悠々自適な老後とは行かなそうです。

そんな中でも前向きに楽しく生き抜くために、まずは日本の状況について確認しておきましょう。

世界1位の少子高齢化社会

日本は世界一位の少子高齢化社会であり、高齢者の割合の増加と若い世代の人口減少はますます加速しています。

定年を迎え、高齢者も遠い未来ではない私たち世代にとって、他人事ではありません。

生産年齢人口の減少

こちらは総務省統計局のサイトにある図です。

出典:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1191.html

平成元年から30年までの「総人口」と「総人口に占める年代ごとの割合」を示しています。

棒グラフが表す総人口は平成20年にピークを迎え、現在は下降中

65歳以上を表す赤い線グラフは右肩上がりになっていて、0〜14歳の黒線は下がり続けているのがわかりますね。

平成元年と30年を比較した人口ピラミッドを見でも、色がついている平成30年のグラフは、下が痩せて上が太っているのがわかります。若い世代が少ないということですね。

出典:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1191.html

今70歳と45歳のあたりに人口が多いゾーンがありますが、その下が続かなかったということなのです。

筆者はいわゆる「ベビーブーム世代」なのですが、私たちの世代は氷河期世代でもありました。
最初の就職がうまくいかずにいまだに苦しんでいる人も、たくさんみています。
子供を作るどころか結婚も難しく、30年後にきて欲しかった第3次ベビーブームは起きなかったのです。

特に若い世代の人口が減っているという現状があります。

世界第一位の高齢者割合

若者人口が減っている日本ですが、いっぽうで高齢者人口の割合は世界第1位。総人口に占める高齢者の割合も、2位のイタリアに比べて5%も高い28.1%になっています。

出典:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1135.html

主要国は軒並み高齢化人口の割合が増加しますが、日本は将来に渡っても世界トップの高齢者割合であることが予測されています

出典:出典:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1135.html

人口が減り、若者人口率が低下しているのと同時に高齢化も進んでいる。
これが日本の現在の姿です。

高齢者を超えて働く必要性

若年層が減っていて、高齢者(65歳)に突入する人口は多い。

このような状態では、年金制度の維持は困難であるといえます。

年金支給開始時期は65歳

世界一位の少子高齢化であっても社会を維持するため、年金制度も変革しています。

年金制度改革によってわたしたちの世代は、年金を受け取れるのが原則65歳に引き下げられました。

なお、受給開始時期は60歳〜75歳の間で選択できます。
開始時期によって受け取る額の増減があるのですが、60歳から開始した場合は24%減、75歳以降の受け取りで84.0%増と、受給額が生涯にわたって変化します。
できるだけ長く働ければそれに越したことはないのですが、できれば65歳までは現役でいたいと思われたのではないでしょうか。

できれば長く働き続けて、できるだけ年金受給の時期を遅らせたいもの。

そのための戦略も考える必要があります。

高齢者を雇用する法律の変化

このような状況に合わせて、企業に求められる法律も変化しています。

高年齢者雇用安定法という法律があって、これは企業の高齢者雇用について定めたものです。

この法律が2004年、2013年、2021年に改正されています。

2004年と2013年の改正によって65歳まで雇用延長

2004年と2013年の改正によって、企業は次の3つのうちのいずれかの措置をすることが義務付けられました。

  1. 65歳まで定年を引き上げる
  2. 定年制を廃止する
  3. 65歳までの継続雇用制度(再雇用制度・勤務延長制度等)を導入

③は希望者全員を、65歳まで雇い続ける義務を決めたもの。

ある時期から定年退職した方が、再雇用として、これまでよりもグッと賃金を下げて働いているのを見ている方も多いのではないでしょうか。

少なくとも65歳までは、雇用を維持することが義務付けられたのです。

2021年の改正によって70歳まで働けることに

この法令が、2021年に改正されました。

「65歳まで」から「70歳まで」の雇用を継続すること、あるいは社外で働くことのサポートを促したものになります。

改正内容は次の通りです。

  1. 70 歳までの定年の引上げ
  2. 定年制の廃止
  3. 70 歳までの継続雇用制度(再雇用制度・勤務延長制度)の導入
  4. 70 歳まで継続的に業務委託契約を締結する制度の導入
  5. 70 歳まで継続的に以下の事業に従事できる制度の導入
    • a.事業主が自ら実施する社会貢献事業
    • b.事業主が委託、出資(資金提供)等する団体が行う社会貢献事業

注目したいのが④と⑤です。

④は、フリーランスとして業務委託して働かせるということ。

⑤は、社会貢献事業に従事させよというもの。

どちらも、「会社を離れさせてもいいから、仕事の面倒はみなさいよ」というものなのです。

これが義務化された場合、65歳も待たずしてこれまでの仕事を続けられない可能性もあるわけです。
社員側の立場から考えると、会社への依存度を下げて自立を促されているとも読み取れますね。

まだ努力義務ですが、さらに労働期間が伸びる流れになっているのです。

筆者

もしかしたら、年金受給の時期がさらに遅くなるということの兆候なのかもしれません…。

企業の構造改革

このような社会のなか、日本の競争力もまた低下しています。

出典:経済産業省「未来人材ビジョン

そして役職が上がっても賃金が上がらないという、希望のない状況も生まれています。

出典:経済産業省「未来人材ビジョン

このような中では、ますます競争力を失うことは想像に難しくなく、アラフィフ世代の私たちにとっては急に仕事が無くなるような準備も必要かもしれません。

ビジネスプロセスの見直し

少子高齢化が進み雇用の長期化を指導されている中、力を失いつつある企業も生き残るために必死です。

そのための取り組みのひとつに、企業内の構造改革があります。

例えば業務を改革したり、改善したりすることで、構造を変えてより効率的な利益を追求しているのです。

BPR、RPA、BPOなどの用語を聞かれたことはありますでしょうか?

略称読み方意味
BPOビジネスプロセス-リ-エンジニアリングビジネスプロセスを見直して、抜本的に改善を図る
RPAロボティックプロセス-オートメーションAIや機械学習などの認知機能を使って自動化を図る
BPOビジネスプロセス-アウトソーシングビジネスプロセスの一部を外注化する

「リソースの選択と集中」なんて言われることもありますね。

企業の強みを活かすためにリソースをそこに集中して、それ以外は自動化したり売却したり外部委託するというもの。

筆者

筆者も所属していた会社で、ゴッソリと部門ごと売却されたことがありました。
多くの友人が、急に別会社に変わったのです・・。

いきなり所属が変わる=これまで培ってきたノウハウが使えない場所に、いきなり放りこまれるような変化にさらされることも考えられるのです。

メンバーシップ型からジョブ型業務への移行

仕事の割り振られ方も変わりつつあります。

これまでの日本企業では、会社に合う人を集めて、適性を見て仕事を当てがう「メンバーシップ型」の働き方が多く取り入れられていました。
ですが、徐々に職務を遂行し成果を上げられる人を呼ぶ「ジョブ型」業務に移りつつあります。

組織が求めるのは、必要な仕事を遂行できる人材。

「人のために仕事を作ってあげるような時代ではなくなるかも」というのは、皆さんが感じられていることではないでしょうか。

年功序列の負の整理

日本では年功序列制度を取り入れている企業が、まだ多く残っています。

この制度のメリットもあったわけですが、実は私たちアラフィフ世代が、今まさにこの制度の負の部分を担っているという見方もできるのです

年功序列は、給料がなかなか増えない仕組みで成り立っています。若い頃は上げている生産性が高くとも、それを下回る給料しかもらえません。

「エドワード・ラジアの賃金カーブ」のイメージ図

ただある時期から生産性が落ちます。でも給料はこれまで通り少しずつ伸び続ける。

アラフィフぐらいで「これまでがんばってきたよな。もう出世もしたくないし、気楽に働いて給料はいただこう」というスタンスで働かれている方も多いかもしれません。

筆者

私もそうでした・・。

しかし、この立場は会社にとってはマイナスなのです。

希望退職者の募集した会社のニュースをたまに聞くかもしれませんが、そのボーダーラインとなるのが約45歳。

この年齢以降は、「生産性に対しての賃金が高くなる」と会社が判断しているのかもしれません。

会社から見たアラフィフ世代の社員という姿が、すこし客観的に見えてきたでしょうか。

会社に依存しない自分を育てよう!

  • 日本社会の高齢化と経済の縮小
  • 企業の内部構造改革

このような厳しい時代のなかで、加齢による能力低下が見えてきた私たち世代。

内部構造改革に必死な会社の中で、これまで通りで働き続けられるでしょうか?

楽観的でいられる状況じゃないかも・・

でも、大丈夫です!

自らを成長させましょう。

勉強することで、上位に行ける日本

社会人となった日本人は、あまり勉強をしません。

これは経産省の資料ですが、日本の企業は「人に投資せず、個人も学ばない」とされています。

出典:経済産業省「未来人材ビジョン

人材投資の比率、日本はかなり低いですよね・・。

また個人で学んでいないという大人が、半数近くに上っていることがわかります。

アラフィフ世代に限りると、さらにその割合は増えそうなのは、私たちの周辺を見ると想像できるのではないでしょうか。

このような絶望的に見える状況でも、考え方を変えれば私たちのメリットになります。

学ぶことで差をつけられる

これだけの人が学んでいないということは、状況としてはラッキーといえます。

自分が少し勉強するだけで、上位に行けるということだからです。

日々少しずつ自分を成長させることができれば、それだけで周囲に差をつけることができます。

当然、自然と生き残っていける可能性は高くなるはずです。

ただ、それだけでは「じゃあ何を勉強すればいいのよ」と思われるかもしれません。

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筆者

これを、しっかりと本業で安定収入を得ながらできるというのが、副業のメリット!

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筆者

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繰り返しますが、さらに皆さんには本業がある。これをリスク無くできるのが最大のメリットです!

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まとめ

この記事では、確かにこれからの日本の状況は厳しく、そして私たちアラフィフ世代にとっては難しい状況です。

しかし、生産性高く自ら仕事をしてお金を稼げる力をつけれ生き残る競争力をつけられますよ!ということをお伝えしました。

そこでこのサイトでは、副収入を得るとともにスキルアップするきっかけとして、副業をおすすめしています。

未来がどうなるかなんて、誰にもわかりません。

そんな中でもやりがいを持って自らを成長させ続けるのは、楽しいですよ!

この世代はまだまだ終わっていません!共に頑張っていきましょう!!

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